グレン・グールドのバッハ

市立図書館でかりてきたグレン・グールドのバッハ『平均律クラヴィーア曲集』book1を聴いている。家にはリヒテルの『平均律』があるが、教会で演奏した盤なので残響がすごい。いいアクセントになっているが、残響がクセものとなっている。聴き比べる意味でかりてみた。グールドは恍惚へといざなってくれる。柔らかい独特なピアノタッチで「音楽の旧約聖書」をひきこなしている。